Early Decisionについて

CBSへの出願方法につきましては、① Early Decision と ② Regular Decision という 2 つのオプションがあります(出願オプションに関する情報は こちら)。

 

このうち Early Decision については、出願締切のタイミングが 10 月初であることに加えて、合格した場合の入学を確約しなければならないという条件があります。すなわち、出願時に、「コロンビア大学から合格通知を得た場合には、他の大学への出願を取り消して、コロンビア大学に進学する」旨の記載がなされた書類に署名のうえ、提出することになります。

Candidates have decided that Columbia is their first choice and must sign the following statement of commitment within their applications: "I am committed to attending Columbia Business School and will withdraw all applications and decline all offers from other schools upon admission to Columbia Business School." (大学HPより抜粋)

 

従いまして、他大学への進学の可能性を残して受験される方は、Regular Decision (進学コミットメントの必要なし)にて出願していただきたく、お願い申し上げます。

 

このようなお願いを申し上げますのは、日本人受験生の方の中には、Early Decisionで出願し、入学を約束したにもかかわらず、他の大学から複数オファーをもらったために、コロンビア大学との約束を破り、他大学に進学される方も見受けられるからです。

 

これは、契約を重んじる米国社会において、重大な信義則違反となります。このような規約違反の行為は、日本人出願者に対する大学側の信用を大きく失墜させることにつながります。「入学手付金を支払ったのだから、実際に進学をするかどうか決めるはこちら側の権利だ」というような単純な問題ではありません。日本人と大学との信用問題に関わってきます。

 

現に、アドミッション・オフィス関係者は、このような約束違反が日本人出願者にしばしば見受けられることに懸念を抱いています。

 

深刻な問題は、ある方が大学との約束を破ることによって、他の出願者の方々に対して悪い影響が及んでしまう(ご迷惑をかけてしまう)ことです。まず、コロンビア大学を本当の第一希望としながらも、残念ながら Early Decision で合格を得ることができなかった出願者の方々へ失礼に当たります。また、私ども在校生は日本人合格者を増やすべく活動を行っておりますが、こうした我われの努力に反して日本人合格者の数を減らされてしまうかもしれませんし、ひいては大学における日本のプレゼンス低下にもつながりかねません。

 

何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。