学校関連活動体験談: Peer Advisor (PA)

コロンビアビジネススクールでは、入学時に1週間のオリエンテーションがあります。その多くが在校生によって運営されますが、PAは オリエンテーションのいわば運営委員会にあたります。新入生各クラスに7-8人のPAがつき、プログラムの運営のみならず、新入生の生活面などのサポート も行います。また、各PAは、各クラスの中のLearning Team(5-6人からなるスタディグループ)を担当し、オリエンテーション終了後も、1年を通して担当Learning teamの円滑な運営、チーム内の問題解決などをサポートしていきます。

 

私はClass of 2013のJ-termer向けのオリエンテーションにPAとして参加しました。PAをやってみたいと思った理由は主に3つです。1つ目の理由は、単純に 新入生の助けになりたかったからです。私もJ-termerとしてCBSに入学したのですが、その中で私は唯一人の日本人でした。そんな状況でも自分が学校生活にすんなりと溶け込めたのはPeer Advisorが親身にサポートしてくれたからであり、またその後の学校生活が期待以上に充実したものとなったのはコロンビアビジネススクールの素晴らしいコミュニティのお陰と感じてました。そのため、同じ境遇の新入生(特に留学生)に対して今度は自分が助けになって、学校に恩返しをしたいと考えていました。また学校内でのネットワークをより広げようと考えたのも理由の1つです。新入生として入ってくる1年生とも知り合うことが出来るのは言うまでもありませんが、Peer Advisorの仲間を通じて更にネットワークを広げることが出来ます。PAはコロンビアビジネススクールというコミュニティに対する思いの強さは一緒でも、選考プロセスにおいては、ビジネススクールのアプリケーション同様、多様性を重視しています。人種や国籍、バックグラウンドは本当に様々で、学校内で普段接しないような学生との深い絆を築くことが出来ます。最後は自分の英語力を伸ばしたかったということです。先輩も以下 に書いてある通り、Peer Advisorや新入生の殆どはNative Speakerであり、コミュニケーションは通常のクラスよりもタフですがそれだけ英語力を鍛えるにはもってこいの機会となると考えていました。

 

オ リエンテーション中は早朝に学校に行き、時には朝の3時、4時まで(パーティで)居残りというタフなスケジュールをこなさなければなりませんが、Peer Advisorをやる価値というのはそれ以上のものがありました。オリエンテーション1週間の間に初めて会った同じClusterの新入生を1つの Clusterとしてまとめあげて行く、そしてClusterがClusterになった瞬間を見るのは本当にエキサイティングであり、そのミッション達成 に向けて同僚のPeer Advisorと共に頑張った分、その瞬間というのは誰にとっても本当に涙が出る様な経験でした。

 

Peer Advisorはリーダーシップ、組織運営など多くのことを学ぶ本当にいい機会だと思います。コロンビアビジネススクールに入学される方には是非、Peer Advisorにチャレンジして頂くことをおすすめします!

(執筆者:SK12)

 

私はClass of 2009の秋の入学生とJ-termerのPAに参加しました。参加した主な理由は、自分の入学当時、英語が全くわからず困った経験から、新入生、特にInternational Studentの学校及びNY生活をサポートしたいという理由からです。

 

オリエンテーションの前に3日間の集中トレーニングプログラムがあり、オリエンテーション期間中は、新入生よりも早く学校に着き、夜のパーティーにも参加するという、非常に寝不足でハードな内容なのですが、それをすることにより、新入生とも仲良くなれ、学内のNetworkを広げるいい機会となりました。

 

オリエンテーション最終日は、体育会の夏合宿の最終日のような雰囲気で、体もヘロヘロに疲れているのですが、それ以上に、何にも代えがたい充実感を感じたのを覚えています。

 

秋のオリエンテーションは、最終日に担当クラスの皆の「P!A! P!A!」という大合唱につつまれ、またJ-termerのオリエンテーションでは、最後に担当クラスの皆から感謝を込めてドンペリと名刺入れをプレゼントされ、「やってて本当によかった」と実感しました。


またオリエンテーション終了後も、新入生のCluster Re-union partyに参加したり、担当Learning teamと一緒に晩飯を食ったりと、ネットワークは続きます。

 

決して、楽な仕事ではなく、特にNative speakerの中で、英語でのDiscussionやPresentationなど苦労も多いのですが、やる価値は多いにある仕事です。特に、英語経験のないアジア人で参加する人は少ないので、新たに入られた新入生も是非参加して欲しいプログラムです。

(執筆者: TW08